第5回マエピーの初心者向け投球講座 投球チャートチェック編
どーも皆さん、マエピーです。
今回のテーマは初心者向け投球講座 投球チャートチェック編という事で、私がパワプロ杯に約200試合分ほど潜りながら対戦相手の方の試合後の投球チャートを確認し、気になった点についての指摘をしてみたいとい思います。
データ数が少なく、確認したチャートの中には同一の方の物もありますので実際は200人分には届きませんが、その点はご了承ください。
ではまずこちらの画像の紹介から。私が色々なレベルの方と対戦した中で、大体PR60前後くらいの方のありがちなチャート例がこんな感じです。
如何でしょうか?試合後自分でこのチャートを見たとして、「うん!相手を抑えるためによく考えられた投球だ!」という感じはしないと思います。
このチャートを見て、「自分のチャートこんな感じだ・・・」と思った方はこれから指摘する点を1000回復唱してください。
こういった投球チャートになってしまう人は、大体以下のパターンに当てはまります。
1、ボール球が少なすぎる
2、同じようなコースにばかり投げている
3、投手交代が遅いor少ない
4、ボール球が少なすぎる
5、ボール球が少なすぎる
大事な事なので3回言いましたが、1番のポイントはとにかくボール球(球数)が少ない方が多すぎます。
よく投球で大事な事としてナイスピッチの重要性が挙げられますが、確かにナイスピッチ(ナイピ)率は高ければ高い程理想的ですが、どんなにナイピを続けて投げ込んでいてもストライクばかりを続けて投げていれば相手は強気に待つ事が出来ますし、そのうちタイミングやカーソルが合ってしまう事はありえます。
この辺りの事が良く意識できていない方は、まだまだ投球の重要性について認識不足なのかなと思います。
・ボール球の重要性について
では、実際にボール球にはどのような意味があるのか。という所から改めて考えてみたいと思います。
1、相手の打撃のバランス(タイミング)を崩す
2、狙い球(コース)を絞らせない
3、ボール球を振らせる事でカウントを稼ぐor凡打を打たせる
主にこの3つが挙げられます。
よく、初心者の方から「上手い人はボール球の見極めが上手いから全然振ってくれない」みたいな言葉を聞きますが、振ってくれるかどうかはあくまでボール球を投げる意味の一つに過ぎず、見極められるからといってポンポンストライクを投げてしまう事は対戦相手を非常に楽にしてしまうので粘り強く投球する事が大切です。
あくまで私個人の感覚ではありますが、ナイピミスでストライクゾーンから大きく外れたボールだとしても投球の中で織り交ぜられると打ち辛さはUPします。
ストライクしか来ない。と考えながらボールを待つより、ボール球も結構来る。
という意識があるだけで、ストレートに対する反応がワンテンポ変わってくるのが大きな理由の一つです。
自分が投げる側としても、投球の一つの理想形として「ボール球だけで相手を打ち取る」これくらいの意識でボール球を絡めて投球する事があります。
では次に、その辺りを上手に意識しながらナイピ率も高い上級者プレイヤーの投球チャートを見てみたいと思います。
先程の画像との違いがよくわかると思います。
ストレート・変化球共にバランス良く使いコースもバラバラで、ストライクゾーンのギリギリにストライク・ボールを投げ分け出来ている非常に美しいチャートになっています。
勿論、これだけの投球をするには高いナイピ率が必須で簡単に出来る事ではないですが、「こういったチャートに近づくことが出来るように投球を組み立てる」ことは意識として非常に大切です。
最後に、私が対戦した中でナイピ率がそこまで高くないが、投球の組み立てとして打ちづらかった方のチャートを紹介したいと思います。
どちらの画像もPR60前後の方です。
ナイピ率は50%そこそこですが、上記の事を意識しているように見える整ったチャートです。まだナイピ率に自信がない、という方でも、こういったチャートになるようなピッチングを目指すのがいいかと思います。
打撃と違い、投球に関しては基本的には相手に左右されず自分のペースで行えるので、数をこなしていけばどんな方でも精度やナイピ率は上がっていく傾向にあります。
特に初心者の方であればどちらかというと攻撃重視で守備軽視になってしまう方が多いですが、私が対戦する初心者よりの方でも、打撃は悪くないのに投球で負け筋を作ってしまっている方が非常に多いので、これを機に投球に関してレベルアップを目指してもらえればと思います。
知識が広まる事で、パワプロ対人戦の全体的なレベルアップを願いつつ。
今回はこの辺で。