巨人 舘野VSロッテ 下山
どーも皆さん。マエピーです。
前回、プロリーグ2019の総括から舘野選手の活躍に視点を移した内容の記事を更新し、途中まで書いた上で次回の更新確率20%とあまりやる気のないことを言っていましたが・・・
マエピーのパワプロ日記、月間2000PVを達成したことでやる気が1上がったので頑張ってみたいと思います!!ワーーーパチパチパチ(((o(*゚▽゚*)o)))
いつもありがとうございます。
やる気が上がったので今回は長くなる予定だ!心して読めよ!!
ということで、今回は視点を舘野選手を中心としますが、あまりパワプロに詳しくない方向けにまずは情報のおさらいから始めてみたいと思います。
・クラウンスタジアムについて
選手ツイッターなどのフォローをされている方やプロリーグの放送をチェックされている方は目にすることが多いクラウンスタジアムの広さについてのおさらいから。
なぜ、ここまでクラウンスタジアムが特に槍玉に挙げられるのかというと、
「アウトローの通常ストレートを打った時に、ホームランに出来る打者が非常に限られている&ホームランにならなくとも長打に出来る打球を長打警戒のシフトで大体は封じ込める事が出来る」
という点がポイントになります。
実際、それがどのくらい問題になるの?というと、巨人の選手で考えるとクラウンスタジアムでアウトロー通ストナイピをホームランに出来る選手は・・・
1、ゲレーロ選手
2、ビヤヌエバ選手
3、阿部選手
以上です!!
あれ??坂本選手は??丸選手は??岡本選手は???
無理ですごめんなさい(ノД`)
どんなに上手く打っても精々フェンスまでしか届きません!
しかも長打警戒してたら大体追いついちゃうんです!!
だから皆切り替えうちするんです!!!
あれ舘野(てぃーの)選手は???
ということになるわけです。
まずこれが舘野選手が日本シリーズでのミート打ちの解禁を公言していた理由になります。前回も言った通り強振オンリーというのは縛りプレイに他ならず、ゲームシステム的にリアルプロ野球ではホームランバッターである選手でさえもアウトローの通ストをホームランに出来ない場合が多いといったことで、「勝ちにいく為にはミート打ちを使うしかない」状態だったわけです。
と、言いながら、日本シリーズ戦での舘野選手のバッター坂本選手でのミート打ちは試合展開的に私はほとんどファンサービスだったと思っています。
場面的には「そこで!?」みたいな所だったので。
と、ここまでで1000文字に到達したので、続きは次回になります!!!
とは今日はしません。長くなると言ったろう??
さて、ここまでのおさらいで
1、舘野選手は強振縛り(日本シリーズでは一応ミート打ち解禁宣言)
2、クラウンスタジアムでのアウトロー通ストナイピの強さ
について再確認しました。
まだまだポイントは色々ありますが、こういった点を考慮しながら、対戦相手となるプレイヤーはピッチングの組み立てをしていくことになります。
・日本シリーズの舘野VS下山について
打撃の人VS投球の人というわかりやすい構図にマッチアップが発表されたタイミングでどういう結果になるのか私を含めワクワクした人も多いんじゃないでしょうか。
下山選手も、「いかに舘野を抑えるか」が勝敗に直結する事を考え相当対策を考えていたと思います。ワクワク。
試合を実際に一部振り返りながらこの二人の攻防に私的な感想を述べてみたいと思います。
・4回裏 先頭打者の坂本選手に対して追い込むまでアウトロー攻め。長打を封じアウトロー攻めを意識させつつ最後はインコースのSFFで空振り三振。
お互いのことを良くわかっているので、舘野側は恐らく「これもうインコースストライクにこねぇな」くらい思っていた気がします。珍しいストライクゾーン内での空振り三振でした。
完全に下山の勝ち。
次のビヤヌエバ選手に対してはその勢いのまま、考える隙を与えないテンポでポンポン投げ込み長打の怖さはあるもののミートの小ささを利用して引っ掛けさせて2アウト。若干怖かった。
3人目のレジェンドOB王選手。下山的には「いや、勝負する理由ないでしょ」と舘野を最大限認めているからこその一応引っかけ狙いの投球をしつつストレートのフォアボール。
ここまでは完全に下山のペースでした。
4人目のゲレーロ選手。1球見せ球でインコースにボール球のストレートから運命の2球目。
先程三振を取ったのと全く同じコースにSFFを投げ込むが・・・舘野が完璧に捉えてホームラン!!
観戦しながら私は
「あー。これさっき空振り取れてなかったら絶対投げなかったろうなー」
と考えておりました。
ここの下山の心情としては、
「打者ゲレーロ選手といえどインコースのボール球を絡めながら基本は長打警戒通ストアウトロー。だが、舘野の打力とランナーがいることを考えると1発は避けたいし四球は絶対ない。インコースのストレートも投げづらいし、カウント整えたいのもあるし、さっき空振りを取れたSFFで引っかけ狙いをしてみよう」
こんな感じじゃないかな!?多分ね多分。
状況も相まって選択肢があまり多くありませんでした。
これを完璧に捉えた舘野。伏線とまではいいませんが、私が以前に彼のパワプロ放送を見ていて「あーこいつ本当に凄いなー」と思ったのが、
(舘野)「いや、今ちゃんとフォーク4の高さ(変化)に合わせて振ったんだけどなー」
というコメント。
ん~・・・。変化球を線で追わないんですよねーこの男。変化量把握した上でしっかり点で打つんですよねー。難しいはアホ。
という技量もあり、試合後のコメントでもこのSFF打ちに対して
「1回見たんで」
と当たり前のように言っておりました。恐ろしい。マジで。
と、ここまで一部切り立った上で展開について考察をしてみましたが、正解不正解はともかくとしてこういう風に考えながら見るパワプロ対戦ってめっちゃ楽しいんですよ!!
めちゃくちゃマニアックではありますが(´Д` )
相手を知っているからこそ発生するやり取りが醍醐味の一つです。
別の場面ではまた別の事を意識した攻防が行われているわけですが、改めて見返しながら試合を見たらまた違った見方が出来ると思うので、時間があれば是非?
長くなり過ぎて元々書きたかった事を上手く纏められなかった気がしますが今日はこの辺で。
頑張って書いたから許して( ・∇・)